アートワークのヒューマンエラー対策

2019/12/16

製品開発において「アートワーク」とは、構想から製品化までの

一連の流れの中で、ちょうど中央に位置します。

設計と製造の橋渡し的な役割を持ちます。

よって、設計における回路的なポイントと、

製造上のデザインルールの両方を考慮する必要がある、

とても重要な工程です。

CADの性能アップに伴い、自動配置や自動配線の技術も進歩してきました。

ですが、本当に重要な、細かいケアが必要な部分については

現在でも、人の手で作業が行われています。

 

 

 

人の手が介在するということは、人為的ミス(ヒューマンエラー)と

常に隣り合わせということでもあります。

そこでアートワーク設計者や設計会社は、不具合を防止するため、

独自の基準を設けてチェックを行っています。

 

アレイでは約150項目に渡るチェックリストを策定し、

案件ごとにチェックを実施しています。

特に不具合が起こりがちな、

部品ライブラリ(部品のフットプリントや極性など)については、

案件の大小に関わらず二名以上によるダブルチェックを行ない、

不具合を防止しています。

 

また、チェックリスト自体についても、不具合予防、対策の観点から

常に見直しを行ない、今までに40回以上のバージョンアップを行っています。

これらの取り組みは、少数精鋭でアートワークを請け負っている

アレイの強みではないかと自負しています。

 

 

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