一貫生産することの意義・
インピーダンスコントロール基板の重要性

 最近では無線通信の技術革新により携帯電話やGPSなど、高周波を利用した通信機器を使用する機会が急速に増えています。
 この様な高周波信号をプリント基板で伝達・処理する場合には、伝送線路にも十分注意を払った設計・製造を行わないと、基板上の伝送線路において信号が反射することから、動作が不安定なものとなります。
 アレイでは、伝送線路の特性インピーダンス(電気エネルギーを伝達するときに伝送線路上に発生する電圧と電流の比率)をパターン設計面から製造、実装までトータルでコントロールすることが非常に重要と考えております。
 パターン設計においては、使用する基板材の比誘電率を考慮してパターンの太さを決定し、伝送線路が最短かつ部品実装を考慮した部品の配置を行います。勿論、GNDとの距離及び配置、VIAの間隔についても綿密に配慮します。製造においては、基板の積層工程など、あらゆる製造工程の安定化、材料の検討に細心の注意を払っています。また実装においても、半田のフィレットの状態、実装精度(ずれ実装を無くす)に神経を使うなど、パターン設計・製造・実装のあらゆる角度でインピーダンスを乱す恐れのある要素の対策を常に考えています。
 アレイでは、このように一つの作業工程だけでインピーダンスコントロールを考えるのではなく、一貫してトータル的なインピーダンスコントロールについて考慮することで、1つ1つの高品質プリント基板が成り立っていると考えております。